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親が入院するときのお薬手帳と持参薬|家族が伝える使用中の薬・飲み方・副作用

情報確認日:2026年10月13日

親が入院するときは、お薬手帳と薬の説明書をそろえ、現在使っている薬と実際の使い方を病院へ伝えてください。他の病院の薬、市販薬、目薬、貼り薬、サプリメントも確認の対象です。

家族が薬を減らしたり、手術前だからと自己判断で中止したりする必要はありません。何を持参するか、いつもの薬を入院当日に使うかは、入院先の指示を確かめます。緊急入院では資料探しで受診を遅らせず、分かった情報を後から補ってください。

飲み薬以外も含め、現在使っているものを集める

国立病院機構西埼玉中央病院は、入院時に飲み薬、目薬、貼り薬、塗り薬、注射薬などを確認すると案内しています。市販薬や健康食品、サプリメントも対象です。同病院・持参薬の案内

親に「今の薬はこれで全部か」と聞き、処方元や購入先を確認します。毎日は使わない痛み止め、便秘薬、睡眠に関する薬なども、使っていれば伝えます。

薬を別の容器へまとめ直す前に、元の袋やラベルを残してください。名前が読めないものを家族が見た目で判定せず、そのまま薬剤師へ相談します。持参する量や保管が必要な薬の運び方は、病院ごとの案内に従いましょう。

手帳に書いてある量と、実際に使った量を分けて伝える

お薬手帳は処方の記録を確認する助けになりますが、親がそのとおりに服用できているかは別に確かめます。飲み忘れ、飲みにくさ、本人が減らしている薬、最近使わなくなった薬があれば伝えてください。

責める聞き方をすると、本人が言い出しにくくなることもあります。「飲めなかった日はあるか」「袋の指示と違う使い方をしたか」と、実際の状況を確かめます。

病院へ伝えること 家族が確認する内容
現在の薬 名前、処方元、袋や説明書
実際の使い方 いつ、どれだけ使っているか
直近の使用 最後に使った日時、分からなければ不明と伝える
困っていること 飲み忘れ、飲みにくさ、残っている薬
過去の反応 副作用やアレルギーの経験、分かる薬名

厚生労働省の指針でも、本人や家族から服薬状況・残薬・生活状況を確認し、薬の見直しに生かすことが示されています。高齢者の医薬品適正使用の指針

手帳が複数ある、スマホでしか見られない場合

病院や薬局ごとに手帳を分けている場合は、関係するものをすべて見せます。自分で古いと判断して捨てる前に、いまの処方と重なる部分がないか薬剤師へ確認してください。

電子版のお薬手帳なら、本人が表示できる状態で病院に見せる方法を確認します。厚生労働省は、電子版手帳を紙の記録をスマートフォンで管理できる仕組みとして説明しています。電子版お薬手帳

本人が操作できない場合は、アプリを開けないことを先に伝え、薬の袋、説明書、普段の薬局名など、使える別の資料を出します。電子情報があるから市販薬や最近の飲み方まで自動で伝わる、と考えず、家族が分かる情報は補足しましょう。

検査・手術の前後に薬をどうするかは指示を受ける

検査や手術に合わせて中止・変更が必要な薬がありますが、種類や時期は治療内容によって異なります。家族の経験やインターネットの一般的な説明だけで、親の薬を止めないでください。

中止の指示を受けた場合は、薬の名前、最後に使う日時、再開する時期や確認先をメモします。「血液の薬」のような呼び方だけで分からなければ、袋を見せて確認します。

すでに使ってしまった、指示どおりに止められなかった場合は、隠さず医療スタッフへ伝えます。対応は病院が判断します。入院中に家から持った薬を使うときも、先に看護師や薬剤師へ確かめましょう。

退院時には、家に残る薬との重複を確認する

退院時は、新しく出た薬、変更・中止された薬、続ける薬を確認します。説明書とお薬手帳を受け取り、普段の医師や薬局へ何を伝えるかも聞いてください。

家に同じような薬が残っていても、入院前の使い方へ自分で戻さず、退院時の説明と照合します。残った薬の処分や再利用の可否は、薬剤師に相談してください。

薬を管理する家族や介護者が変わる場合は、「誰が、どの説明書を基に、いつ渡すか」まで共有します。名前の一覧だけでなく、変更した理由と次に確認する窓口が分かると、退院後の相談につながります。

参照資料(2026年10月13日確認):西埼玉中央病院・薬剤部、厚生労働省・高齢者の医薬品適正使用の指針、電子版お薬手帳。

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