情報確認日:2026年10月14日
親の意識がない、急な息切れ・呼吸困難、突然の激しい胸や背中の痛み、片側の手足に力が入らないなどの症状がある場合は119です。相談番号につなぐために救急要請を遅らせないでください。救急車や受診の必要性に迷うときは、実施地域の#7119などで医師・看護師等へ相談できます。
意識・呼吸・突然の症状に危険があれば、すぐ119
消防庁の救急車利用マニュアルは、ためらわず救急車を呼んでほしい症状を示しています。呼び掛けても反応しない、呼吸がない・普段どおりでない、ろれつが回らない、顔や片側の手足の異常、突然の激しい頭痛や胸痛などです。
今このような状態なら、記事を読み進めたり書類を探したりする前に119へ連絡します。通報後は通信指令員の質問と口頭指導に従ってください。反応がなく普段どおりの呼吸がない人には、胸骨圧迫やAEDの手配について指示を受けます。消防庁のマニュアルで症状と通報方法を確認できます。
この一覧に当てはまらないことだけで安全と判断することはできません。いつもの親と大きく違う、急に悪化した、説明できない強い症状がある場合も、危険を感じたら119へ伝えてください。
119には住所、症状、年齢、通報者の連絡先を伝える
電話では「救急です」と伝え、親がいる場所を正確に説明します。市町村名、住所、建物名、部屋番号、近くの目印などを用意します。戸建ての表札や集合住宅の入口・オートロックも到着に関係します。
症状は、「いつから」「何が起きたか」「今の意識と呼吸」を中心に説明します。病名を推測して決める必要はありません。本人の年齢と、通報者の名前・折り返し番号も伝えます。
指令員の指示がある間は、その対応を優先します。本人を無理に動かす、飲食を勧めるなどの対応を自己判断で行わず、必要な応急手当を教えてもらいます。消防庁の119番緊急通報案内にも、聞き取る事項と通話がつながらない場合の方法があります。
#7119は、救急要請を迷うときの相談。全国同一の運用ではない
救急安心センター#7119は、急な病気やけがで救急車を呼ぶべきか、今受診すべきか迷うときの電話相談です。医師、看護師、救急救命士などが相談し、緊急性が高ければ119への転送やかけ直しを求める対応をします。
実施地域、対象年齢、受付時間、#7119が使えない電話からの通常番号は地域で異なります。親が住む自治体・消防本部の案内を平時に確認してください。全国の一部地域での番号を、どの住所からでも使えると判断しないでください。
消防庁の#7119案内には実施地域と連絡先が掲載されています。受診を相談している途中でも症状が急に悪化したら、相談を待ち続けず119へ伝えます。
| 状況 | 家族の連絡 |
|---|---|
| 危険な症状・意識や呼吸の異常 | 119 |
| 救急車・受診の必要性を迷う | 実施地域の#7119等 |
| 通常の通院予約や経過相談 | かかりつけ医の窓口 |
| 夜間の診療先だけを探す | 地域の医療機関案内。119を検索代わりに使わない |
遠方の家族は、親の場所と今分かる状態を最初に伝える
遠くから親との電話やオンライン通話で異常に気付いた場合は、通報者がいる地域と親がいる地域が違います。119へは、遠方の家族であること、救急車が必要なのは親の所在地であることを最初に伝え、指令員の案内に従います。
近くにいる家族・協力者へ連絡できるなら、現場で親の様子を伝えられる人に対応を依頼します。誰も現場にいないときは、分かっていない意識や呼吸を推測で答えず、「今電話で確認できる状態」を伝えます。
家族は平時に、親の住所、集合住宅の入口、鍵を持つ人、近所の連絡先を控えておきます。危険時に遠方の自分が帰宅するまで待つ計画を避けてください。
荷物の準備は、通報と応急手当の後に行う
保険の資格情報、診察券、お薬手帳、普段の薬などは、可能なら準備します。人手があれば、一人が親を見守り、別の人が荷物や救急隊の誘導を担当します。書類がそろわないことを理由に救急要請を遅らせる必要はありません。
家族は、持病、かかりつけの病院、服薬、アレルギー、症状が始まった時刻を伝えます。普段の意識や歩行との違いも役立ちます。薬の名前が分からなければ、薬袋や手帳を見せてください。
搬送先は、症状、診察可能な医療機関、救急隊の観察などを基に決まります。いつもの病院へ必ず搬送されるとは限りません。消防庁の救急・救助FAQは、搬送先の考え方を説明しています。
救急隊へ引き継いだ後は、搬送先と連絡可能な家族の電話番号を確認します。後から合流する家族へは、症状と搬送先、必要な物を短く共有し、医療情報を不必要に広い範囲へ送らないようにします。
参照した公式資料
あわせて読みたい記事
執筆・検証:カネさん(政経プラスチャンネル運営)+ ChatGPT
