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ゆうちょ銀行の相続手続き|相続確認表・必要書類・払戻し

ゆうちょ銀行の相続手続き|相続確認表・必要書類・払戻し 相続・遺言・死後手続き

親のゆうちょ銀行の貯金を相続するときは、まず貯金窓口などへ死亡を伝え、相続確認表で家族関係と取引内容を知らせます。その後、ゆうちょから出る個別の案内に沿って書類をそろえ、払戻しや名義変更を請求します。

通帳がない場合は、口座の有無を調べる「現存調査」から進められます。Webで必要書類が分かっても、相続手続き全体がオンラインで完了するわけではありません。

この記事は、ゆうちょの通帳が見つかった方、口座があるか分からない方、遠方から親の貯金の手続きを進める方に向けた案内です。

連絡前に手元へ集めるもの

  • 見つかった通帳・キャッシュカード・定額貯金などの証書
  • 親の氏名、生年月日、死亡日、死亡時の住所が分かるメモ
  • 遺言書、遺産分割協議書、調停調書などの有無
  • 手続きをする人の本人確認書類と連絡先
  • 分かる範囲の相続人の氏名・住所・親との関係

戸籍や印鑑登録証明書を何通も取り寄せる前に、必要な範囲と原本の返却方法を確認しましょう。通帳がなくても、相談を始めることはできます。

1. 死亡の連絡と口座の確認をする

近くのゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口、相続コールセンターへ連絡します。電話は0120-312-279、受付は平日9時〜17時です(土日祝日・12月31日〜1月3日を除く)。変更がないか公式フローの連絡先も確認してください。

死亡の申出をすると対象口座は停止され、相続の調査で後から見つかった口座にも停止設定がされます。引落しがある支払いは、請求元にも別の支払方法を確認します。

口座の有無や記号番号が不明なら、窓口で現存調査を申し込みます。ゆうちょの貯金の有無等の調査案内では、相続人による請求に、死亡の事実と相続関係が分かる戸籍、請求者の本人確認書類、印章などが案内されています。調査は無料で、結果は後日郵送されます。残高証明書の発行は別の手続きです。

古い郵便貯金の証書も捨てずに持参してください。特に2007年9月30日以前に預けた定額・定期郵便貯金などは、その旨を伝えます。通帳の最後の記載額だけで、現在の相続対象額を決めないようにします。

ここまでの完了目安:死亡の連絡先と、分かっている口座・調査中の口座が整理できた。

2. 相続確認表の記入方法を選ぶ

相続確認表には、親と相続人の情報、遺言や遺産分割協議の有無、口座情報、払戻金の受取方法などを記入します。裏面の「貯金等照会書(相続用)」も確認します。用紙は窓口または公式の用紙ダウンロードで入手できます。

口座の記号番号が分かるなどの利用条件に合えば、相続Web案内サービスで必要書類の案内を取得できます。口座の存在や記号番号が不明な場合、投資信託など一部の取引がある場合は利用できないため、窓口へ相談します。「ゆうちょ手続きアプリ」での申込みも選べます。利用するアプリ名を公式案内で確認してください。

窓口へ相続確認表を出す方法とアプリで進める方法では、必要書類の案内が通常約1〜2週間で郵送されます。これは書類案内が届く目安で、払戻し完了までの期間ではありません。Web案内の入力と、死亡の連絡が済んでいるかも別に確認します。

ここまでの完了目安:確認表を提出した、またはWeb等で自分のケースの必要書類案内を取得した。

3. 自分の相続に必要な書類をそろえる

必要書類は、遺言の有無、遺産分割の状況、遺言執行者の有無などで変わります。届いた案内の各項目に、取得済み・未取得・要確認を書き込みます。

ゆうちょの公式フローでは、親の戸籍の例として「婚姻(初婚、未婚の場合は16歳)から死亡までの連続した戸籍謄本」を挙げています。ほかの金融機関と同じ範囲だと決めず、法定相続情報一覧図を使えるかも含め、個別の案内を優先してください。

遺言がある場合は、種類と保管場所を伝えます。法務局保管の自筆証書遺言は家庭裁判所の検認が不要なので、一般の自筆証書遺言と区別します。電子化された公正証書遺言について、ゆうちょは公証役場で受領した書面の提出を案内しています。電子データそのものや自分で印刷した紙は受け付けないため、先に必要な書面を確かめます。

ここまでの完了目安:必要書類の一覧に空欄がなく、代用できる書類と原本提出の要否が分かった。

4. 払戻し・名義変更と受取方法を確認する

貯金等を払い戻すのか、名義を書き換えるのか、対象の取引ごとに相談します。用紙に「名義書換請求書兼支払請求書」と書かれていても、希望する扱いがすべての商品で選べるとは限りません。国債や投資信託がある場合は、貯金とは別の手続きも確認します。

払戻金は、通常貯金口座への入金、他の金融機関口座への振込み、貯金払戻証書による受取りなどの方法があります。他行への振込みには金額に応じた料金がかかるため、差し引かれる料金と実際の入金予定額を聞いてから選びます。

「親の通常貯金と定額貯金があります。今回の書類では払戻しと名義変更のどちらになりますか。受取方法ごとの料金、必要な口座、完了までの目安を教えてください」

代表してお金を受け取る人と、最終的に財産を取得する人が同じとは限りません。遺言や協議の内容と照らし、受取口座に入った後の配分も記録できるようにします。

ここまでの完了目安:取引ごとの手続きと、払戻金の受取先・料金が決まった。

5. 原本を提出し、不備の連絡先を残す

公式の標準フローでは、必要書類の原本を貯金窓口に提出します。「案内書が郵送される」ことと「請求書類をすべて郵送して完了できる」ことは別です。遠方で来店できない場合は、発送前に代理人の利用や提出方法を窓口に相談してください。

来店は予約を入れると進めやすくなります。郵便局の予約対応は局によって異なります。提出前に全書類の控えを残し、戸籍など返してほしい原本を伝えます。書類の不足が出た場合に誰へ連絡するか、受付日と担当窓口も控えます。

ここまでの完了目安:請求書類が受け付けられ、追加書類の連絡先と原本返却の扱いを確認した。

6. 入金・書類返却まで確認する

公式案内の受取目安は、書類提出後、通常貯金口座への入金や払戻証書の送付が約1〜2週間、他行口座への振込みが約3〜4週間です。不備や混雑などで延びる場合があります。支払期限があるお金は、この日程を確定日として約束しないようにします。

入金額、料金、名義変更後の内容、返却された原本を確認します。払戻証書で受け取った場合は、証書に記載された受取方法・期限を確かめ、実際の受領まで進めます。未処理の商品が残っていないかも照合してください。

受付から時間がたっている場合は、受付日と提出窓口を伝えて状況を照会します。相続コールセンターでは個別の進捗を回答できない旨が案内されているため、手続きをした窓口へ確認します。

手続きの完了目安:対象の貯金等すべてについて、払戻金の受領または名義変更と、必要な原本の返却を確認した。

あわせて確認したい手続き

制度・公式案内の確認日:2026年10月5日。提出前は、ゆうちょ銀行から届く個別の必要書類案内と最新の公式案内を確認してください。

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