世帯主変更届が必要かは、親が世帯主だったか、同じ世帯に誰が残るかで判断します。親が世帯主だった場合は、残った人の人数・年齢と、新しい世帯主を確認してください。
まず、親の住民登録がある市区町村へ、残った人の人数・年齢と、窓口へ行く人を伝えてください。別世帯の子が代理で行く場合は、家族でも委任状が必要か確認します。
世帯主変更は、住民登録上の世帯主を変える手続きです。実家の所有者、遺産の受取人、年金の請求者は、それぞれ別の手続きで確認します。
1.同じ世帯に残る人を確認する
住民票上で親と同じ世帯だった人を調べてください。実家に出入りしていることと、同じ世帯に登録されていることは別です。手元の世帯全員の住民票や、家族が把握している登録内容を基に整理します。新しい証明書を取る場合は、必要な種類と通数を確認してからにしてください。
| 死亡時の状況 | 最初に窓口へ伝えること |
|---|---|
| 親は世帯主ではなかった | 死亡した人と現在の世帯主を伝え、世帯主変更の要否を確認 |
| 親が世帯主で、残る人が1人 | 届出不要かを確認。横浜市は一人の世帯になる場合は不要と案内 |
| 親が世帯主で、残る人が複数 | 残った人の人数・年齢、新しい世帯主を誰にするかを伝える |
| 登録と実際の暮らしが違う・未成年者がいる | 住民登録担当へ状況を説明し、必要な届出を確認 |
横浜市の死亡後の手続き案内は、一人の世帯になる場合を届出不要としています。新宿区のお悔やみ案内は、同じ世帯に15歳以上の人が2人以上いる場合を届出対象としています。判断に迷う場合は、人数だけでなく年齢も伝えてください。
この段階の完了目安
親が世帯主だったか、同一世帯に残る人、届出が必要かを窓口で確認できた。不要の場合も、確認日と窓口を記録した。
2.新しい世帯主と窓口へ行く人を分ける
新しい世帯主と、窓口へ行く人をそれぞれ決めてください。家族で確認したうえで、自治体に誰が届け出できるかを聞きます。
横浜市では、本人・世帯主・同一世帯員が届け出できます。同一世帯員以外の代理人は委任状が必要です。別住所の子が代理で行くなら、どなたが委任者になるかも住民登録担当へ確認してください。
世帯主だった父が○月○日に亡くなりました。 住民票上で残るのは母と成人の子1人です。 私は別世帯の子で、母に代わって窓口へ行く予定です。 届出の要否、委任者、必要書類、窓口と受付日を確認したいです。
委任状は、自治体に確認した委任者が作成します。亡くなった親の名義で新しく作らないでください。新しい世帯主になる人の意思確認が難しい場合や、家族間で決められない場合は、住民登録担当へ事情を伝え、進め方を相談してください。
この段階の完了目安
新世帯主の候補、届出人、持参する代理人、必要な委任状の作成者が分かれた。
3.自治体の届出書と本人確認書類をそろえる
| 書類・情報 | 取得元・用意する人 | 提出前の確認 |
|---|---|---|
| 世帯変更届・住民異動届 | 親の住民登録地の市区町村サイトまたは窓口 | 転入用と間違えず、世帯主変更の欄がある様式を使う |
| 窓口へ行く人の本人確認書類 | 来庁者が所持する有効な運転免許証・マイナンバーカード等 | 自治体が認める種類・必要な点数。カードの写しだけでよいと決めない |
| 委任状(代理の場合) | 自治体の様式を取得し、確認した委任者が作成 | 委任する内容を世帯主変更等の具体的な手続きで記載 |
| 国保の資格確認書等 | 残った加入者の手元・保険担当 | 世帯主変更と併せて必要な場合。必要な人の範囲を照会 |
| 旧・新世帯主、変更日、世帯員の情報 | 家族の記録・住民登録担当 | 戸籍や死亡診断書の追加取得が必要かを先に確認 |
横浜市の例では、世帯変更届の公式案内から住民異動届の様式ダウンロードと委任状の見本・記入例へ進めます。提出先の市区町村の様式を使い、案内された方法で届け出てください。ダウンロード画面は様式を入手するためのもので、開くだけでは届出は完了しません。
この段階の完了目安
指定の届出書と本人確認書類、必要な委任状がそろい、追加書類の要否も確認できた。
4.変更日と届出内容を記入する
- 異動の種類が「世帯主変更」になっているか確認する。
- 住民登録上の住所、旧世帯主、新世帯主の氏名を記入する。
- 死亡による変更日を窓口に確認し、届出日と混同しない。
- 新世帯主から見た各世帯員の続柄を確認する。
- 届出人・代理人の欄は、その人の氏名と連絡先を使う。
横浜市の委任状見本は、委任する本人が自分で署名するよう求めています。自分で署名できない場合は、氏名を記入して押印する方法を認めています。家族が本人の署名を代わりに書く前に、提出先へ方法を相談してください。
記入済み書類は、撮影またはコピーして控えを残してください。戸籍・住民票も併せて請求する場合は、それぞれの請求まで委任する内容に含まれているか確認します。
この段階の完了目安
氏名・変更日・続柄・代理欄を確認し、本人が作成すべき部分と書類の控えを用意した。
5.14日以内の窓口と提出方法を確認して届け出る
横浜市は、変更があった日から14日以内に、住所地の区役所戸籍課登録担当へ必要書類を持参するよう案内しています。同市では市役所・行政サービスコーナー・別の区役所では届け出できません。横浜市以外で届け出る場合は、実際の住所地の案内で窓口と提出方法を確認してください。
提出前に、世帯主変更の受付窓口、予約の要否、郵送・オンラインの可否を確認してください。死亡届の夜間受付や、転出届の郵送・オンライン受付とは、受付方法が異なる場合があります。
14日が過ぎている場合は、親の死亡日と遅れた理由を窓口へ伝え、提出方法を相談してください。期限が休日に当たる場合の扱いも、届け出る自治体へ確認します。
費用は、世帯主変更の届出と、住民票などの証明書に分けて尋ねてください。届出自体の費用は、提出先の住民登録担当へ聞きます。証明書には別に交付手数料がかかるため、請求前に必要な部数と金額を確認してください。
この段階の完了目安
正しい窓口へ提出し、不足書類の有無と、変更が反映される時期を確認した。
6.新しい世帯主の反映と残る手続きを確認する
提出した人が、届出日、担当窓口、自分の氏名を記録してください。その場で、書類を預かった段階か、住民登録の変更まで済んだ段階かを聞き、家族に伝えます。
年金などの申請で変更後の住民票が必要な場合は、変更が反映された後、世帯主と続柄を確認して請求してください。証明書が不要な場合は、新しく取得する前に、窓口へ反映を確認する方法を聞きます。
国保の資格確認書や保険料通知については、保険担当へ、資格や通知の変更が別に必要かを聞いてください。介護保険、年金、実家の登記もそれぞれ別の手続きです。実家を誰が相続するかは、世帯主変更とは別に決めます。
この段階の完了目安
世帯主変更の反映を確認し、保険・年金・登記など未完了の手続きを別の担当へ引き継いだ。
出典・確認日
追加した受付方法・書類・代理条件は2026年10月5日に公式資料で確認しました。本文の連絡メモと進める順番は、編集部が作成した準備の提案です。自治体・契約先の指定様式で手続きを行ってください。

