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親が亡くなった後の自動車|名義変更・売却・廃車の手続き

Featured image 264 62c6cf396749b502981400fb0253f627.png 相続・遺言・死後手続き

車検証の所有者を確認してから、使う・売る・廃車の手続きを選びます。鍵を持つ家族が処分できるとは限りません。この記事では申請書の入手、取得先、有効期間、窓口へ行く準備、登録後の確認まで順番に整理します。

まず車検証の「所有者」と「使用者」を確認してください。親が普段乗っていた車でも、所有者が販売店やローン会社なら、相続人だけで名義変更、売却、廃車を進めることはできません。

所有者が親本人なら、車は相続財産です。誰が引き継ぐかを相続人の間で決めてください。手続きの窓口は、普通車が運輸支局など、軽自動車が軽自動車検査協会です。売却や廃車の場合も、相続関係を確認できる書類が必要になることがあります。

この記事では、2026年8月時点の公的案内を基に、普通車と軽自動車の違い、必要書類、車庫証明、売却・廃車、車検と保険、税金、相続放棄中の注意まで順番に整理します。個別の必要書類は車検証の記載や相続方法で変わるため、申請先へ事前確認してください。

  1. ステップ1 車検証・所有者・ローン・保険を確認する
    1. 最初に車検証の所有者と使用者を確認する
    2. 普通車と軽自動車では窓口と書類が違う
    3. ローン会社や販売店名義なら先に連絡する
    4. 車検・自賠責・任意保険を確認する
  2. ステップ2 取得者と、使う・売る・廃車の方針を整理する
    1. 車は相続財産として分け方を決める
    2. 引き継ぐ・売る・廃車の方針を決める
    3. 相続放棄を検討中は売却・廃車を急がない
  3. ステップ3 普通車・軽自動車ごとの申請書と証明書をそろえる
    1. 普通車を相続人名義にする手続き
      1. 普通車の移転登録は所有者変更から15日以内が原則
    2. 普通車の必要書類をそろえる
    3. 100万円以下なら申立書を使える場合がある
    4. 軽自動車を相続人名義にする手続き
  4. ステップ4 車庫・ナンバー・費用を確認して申請に行く
    1. 車庫証明とナンバー変更を確認する
    2. 窓口で申請し、変更後の車検証を受け取る
  5. ステップ5 売却・廃車なら、登録の完了書類を受け取る
    1. 売却する場合も先に相続関係を整理する
    2. 廃車にする場合は一時抹消と永久抹消を区別する
  6. ステップ6 新しい車検証と、税金・保険の反映を確認する
    1. 自動車税と相続税の扱いを確認する
    2. 手続きチェックリスト
    3. よくある質問
      1. 死亡後も家族がそのまま乗ってよいですか?
      2. 相続人が複数いる場合、代表者だけで手続きできますか?
      3. 車検証が見つからない場合はどうしますか?
  7. 次に進む手続き

ステップ1 車検証・所有者・ローン・保険を確認する

車検証原本、自動車検査証記録事項、自賠責・任意保険、鍵、ローン資料を集めてください。所有者が販売店やローン会社なら、親が使用者でも先に所有者へ連絡します。運転できる条件が分かるまで、公道を走らせないでください。

最初に車検証の所有者と使用者を確認する

確認する欄見るポイント次の行動
所有者親本人か、販売店・ローン会社か処分できる人を確認
使用者実際に車を使っていた人所有者と同じとは限らない
使用の本拠主に車を使う場所車庫証明や管轄を確認
有効期間の満了日車検が切れていないか期限切れなら公道を走らない
登録番号・車台番号ナンバーと固有番号問い合わせ時に控える

電子車検証の情報は、車検証閲覧アプリまたは「自動車検査証記録事項」も確認してください。券面だけで確認できない情報があります。鍵、自賠責保険証明書、任意保険証券、納税通知書、整備記録簿、ローン契約書も一か所に集めます。

死亡後の手続き全体に車の連絡先と期限を追加する場合は、親が亡くなったときの手続き期限一覧も確認してください。

普通車と軽自動車では窓口と書類が違う

項目普通車軽自動車
主な窓口運輸支局・自動車検査登録事務所軽自動車検査協会
手続き相続による移転登録自動車検査証の記録事項変更
相続確認遺産分割協議書など、相続方法に応じた書類死亡と新所有者が相続人であることを確認できる戸籍等
印鑑証明新所有者分などを求められる住所を証する書面として住民票等を使用
車庫関係使用の本拠が変わる場合などに車庫証明地域により保管場所届出

軽自動車検査協会の名義変更の公式案内では、相続の場合、所有者が亡くなった事実と、新しい所有者が相続人であることを確認できる戸籍謄本等または法定相続情報一覧図を挙げています。死亡診断書は原則使えないと案内されている点にも注意が必要です。

ローン会社や販売店名義なら先に連絡する

車検証の所有者がローン会社や販売店なら、「所有権留保」の可能性があります。契約先へ、ローン残高、完済済みか、所有権解除に必要な書類、死亡時の返済方法を確認してください。親が使用者でも、相続人の判断だけで売却や廃車はできません。

国土交通省の運輸支局は、車検証の所有者と使用者が異なる場合があり、所有者が別名義なら勝手に売れないと案内しています。軽自動車検査協会も、所有者が販売店やローン会社なら、記録変更や返納について事前に所有者の同意を得るよう求めています。

故人の口座からローンが引き落とされていた場合は、親が亡くなった後の銀行口座手続きも確認し、引落停止後の支払方法を契約先に尋ねます。

車検・自賠責・任意保険を確認する

運転する前に、車検と自賠責保険の有効期間、任意保険の記名被保険者、運転者限定、年齢条件、使用目的を確認してください。保険会社へ契約者の死亡も連絡します。名義変更前に誰でも運転できるとは限りません。

日本損害保険協会の自賠責保険の案内では、車の譲渡や契約者住所、ナンバーなど証明書の記載事項が変わったときは、遅滞なく引受保険会社へ通知するよう案内しています。自賠責は相手の人身損害を対象とする最低限の保険で、車両損害や十分な対人・対物補償までカバーする任意保険とは別です。

車検切れの車を運ぶ必要がある場合は、積載車などを利用します。公道を走らせないでください。保険会社から補償開始の確認を得る前に、「家族だから大丈夫」と運転することも避けます。

普通車/軽自動車:
車検証の所有者・使用者:
登録番号・車台番号:
車検期限・保険期限:
ローン残債・所有権解除:未確認/確認済み
新しく車を使う場所:

完了の目安:車の区分・所有者・期限と、相続人だけで進められるかの確認先が分かった。

ステップ2 取得者と、使う・売る・廃車の方針を整理する

遺言書や遺産分割の状況を確認し、車を取得する人、売却代金、維持費・廃車費用の扱いを記録してください。相続放棄を検討中の人がいる場合は、処分を先に進めず、名義変更の方針も専門家に相談します。

車は相続財産として分け方を決める

親本人が所有する車は、預貯金や不動産と同じく遺産分割の対象です。遺言書があるかを確認し、ない場合は相続人の間で、誰が車を取得するか、売却代金をどう分けるか、廃車費用を誰が負担するかを話し合います。

車だけを先に分ける場合も、合意内容を記録してください。口頭の合意は、後で認識がずれるおそれがあります。登録手続きに必要な形式を申請先へ確かめ、遺産分割協議書の作り方と必要書類も参考にします。

引き継ぐ・売る・廃車の方針を決める

手続きの前に、車を誰かが使うか、買取店などへ売るか、廃車にするかを決めてください。未定なら、無保険運転や盗難を防ぐため、鍵と書類を管理する人を一人決めます。駐車場料金や保険料などの維持費も記録しましょう。

  • 引き継ぐ:取得する相続人、新しい使用場所、保険条件を決める
  • 売却する:査定額、名義変更の担当、代金の受取先を確認する
  • 廃車にする:解体か一時使用中止か、還付の有無を確認する
  • 保留する:鍵、車検証、駐車場所、費用負担を記録する

車の価値よりローン残債や修理費の方が大きい場合もあります。相続財産と債務を確認する前に結論を急がないでください。

相続放棄を検討中は売却・廃車を急がない

相続放棄を考えている場合は、売却、廃車、自分名義への変更を先に行わないでください。遺産の一部を処分すると、相続を承認したと判断される可能性があります。盗難や事故を防ぐための保管と、自分の財産として処分する行為は、分けて考えます。

裁判所の相続放棄の申述案内では、原則として自己のために相続開始があったことを知ったときから3か月以内としています。ローン残債、税金、事故歴などが不明なら、相続放棄の期限と必要書類を確認し、家庭裁判所や弁護士・司法書士へ早めに相談してください。

見積もりを取る担当と、車の売却を決める人をそれぞれ記録してください。家族の返事がないことを、売却の同意として扱うことは避けます。複数相続人の確認が必要な場合や、相続人に未成年者がいる場合は、登録窓口と専門家へ必要書類を確かめましょう。

完了の目安:取得者と処分方針の確認状況が分かり、未決なら保管担当と次の相談先が決まった。

ステップ3 普通車・軽自動車ごとの申請書と証明書をそろえる

普通車は関東運輸局の単独相続案内、軽自動車は軽自動車検査協会の名義変更案内・手続きナビから、自分の相続ケースを選びます。死亡と取得者だけで足りるか、相続人全員の確認が必要かは手続きにより異なります。

普通車を相続人名義にする手続き

普通車を親から相続人の名義へ変えるには、相続による移転登録を行います。申請先は、新しい使用の本拠を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所です。国土交通省の名義変更時の手続き案内も、所有者の名義が変わった場合の移転登録を求めています。

登録内容を放置すると、税金やリコールの重要な通知が届かないおそれがあります。戸籍の収集や遺産分割に時間がかかる場合も、早めに管轄窓口へ相談し、現在の相続状況で必要な書類を確認してください。

普通車の移転登録は所有者変更から15日以内が原則

道路運送車両法第13条は、登録自動車の所有者に変更があったとき、新しい所有者が、その事由があった日から15日以内に移転登録を申請するよう定めています。車検証の所有者が亡くなった場合も、国土交通省北海道運輸局の案内では、相続人への移転登録を省略できないとしています。

死亡を知ったら、車検証の所有者、相続人、車を取得する人、車検の有効期間を確認してください。相続人が複数いると、遺産分割や戸籍収集のために15日以内に書類がそろわないことがあります。期限内の申請が難しい場合は、管轄の運輸支局または自動車検査登録事務所へ早めに相談し、相談日、担当窓口、必要書類を記録しましょう。15日以内なら不完全な書類でよい、という意味ではありません。

この15日以内という説明は、道路運送車両法上の登録自動車である普通車の移転登録についてです。軽自動車は制度と窓口が異なるため、軽自動車検査協会の案内に従ってください。

普通車の必要書類をそろえる

書類・物目的注意点
自動車検査証車両と登録内容の確認電子車検証は記録事項も用意
戸籍・除籍等死亡と相続関係の確認相続人全員が確認できる範囲
法定相続情報一覧図戸籍一式の代用利用できる手続き範囲を確認
遺産分割協議書等車の取得者を確認遺言・単独相続などで変わる
新所有者の印鑑証明書本人と実印の確認発行期限を申請先に確認
車庫証明新しい保管場所の確認必要な地域・事例のみ
申請書・手数料納付書移転登録の申請窓口の記載例で確認
ナンバープレート管轄変更時の交換車の持込みが必要な場合あり

相続の形が、遺産分割、遺言、調停・審判、共同相続のどれに当たるかで書類は変わります。戸籍を何度も提出する負担を減らしたい場合は、法定相続情報一覧図と戸籍の集め方も参考にしてください。

100万円以下なら申立書を使える場合がある

相続する普通車の価格が100万円以下で、相続人間の遺産分割協議が成立している場合は、自動車登録手続き専用の「遺産分割協議成立申立書」を利用できる場合があります。国土交通省関東運輸局の単独相続の案内では、100万円以下であることを確認できる査定証または査定価格資料を求めています。

申立書を使うには、相続人の協議が成立していることと、価格を確認できる資料が必要です。「車の価値が低ければ話合いが不要」と考えることは避けてください。使える条件と書式は、申請先の運輸支局へ確認します。

軽自動車を相続人名義にする手続き

軽自動車の名義変更は、新しい使用者が車を使う場所を管轄する軽自動車検査協会の事務所・支所・分室で行います。一般に必要なのは、車検証原本、新しい使用者の住所を証する書面、申請書、相続を確認する戸籍等です。代理人が手続きする場合は、申請依頼書も確認してください。

軽自動車検査協会の案内では、名義変更手数料は無料です。ナンバープレート代、住民票等の取得費、地域で必要になる保管場所届出などには、別の費用が生じることがあります。

軽自動車の必要物は、車検証の所有者・使用者、新旧住所、ナンバーの管轄に応じて、協会の手続きナビまたはコールセンターで確認してください。普通車用の遺産分割協議成立申立書を、そのまま軽自動車にも使えると判断することは避けます。

用意する書類取得先・準備先取得前に確認すること
申請書・手数料納付書運輸支局等の公式案内/窓口普通車はOCR第1号様式等。軽は協会の所定様式
戸籍・除籍等/法定相続情報市区町村等/法務局死亡と相続人の確認範囲、返却や写し
遺産分割協議書等相続人の協議・所定の書式相続方法、100万円以下の申立書の条件
新所有者の印鑑証明書登録している市区町村普通車の単独相続案内は発行後3か月以内
新使用者の住所資料住所地の市区町村等軽の住所資料は発行後3か月以内。明瞭な写しも可
車庫証明・委任状等管轄警察署/取得者が作成必要地域・保管場所・代理出頭の条件

普通車の同案内では、車庫証明は証明日から40日以内です。軽自動車の戸籍の期限と住所資料の「3か月以内」は、軽自動車検査協会の書類期限FAQで区別を確認してください。相続関係を示す戸籍へ、住所資料の期限を一律に当てはめることは避けます。原本を他の相続にも使う場合は、返却方法と持参する写しを窓口へ聞きましょう。

普通車の用紙・印刷条件は国土交通省のOCRシート案内、代理申請は関東運輸局の委任状PDFで確認できます。軽は様式・申請依頼書の公式一覧から、軽第1号様式PDFと記入例PDFを開けます。OCR用紙は縮小や両面印刷をせず、公式の印刷条件を守るか窓口で受け取ってください。

完了の目安:申請先が指定した書類を取得先ごとに集め、発行日・原本・代理の条件を確認した。

ステップ4 車庫・ナンバー・費用を確認して申請に行く

新しい使用場所の管轄窓口、受付日・時間、車両持込みの要否、ナンバーの返納・交換を確認してください。普通車で後部ナンバーの「封印」が必要な場合は、書類だけで済むとは限りません。車検切れの車の運搬方法も、先に窓口へ相談します。

車庫証明とナンバー変更を確認する

普通車の移転登録で使用の本拠も変わる場合は、車庫証明が必要になることがあります。警察庁の自動車の保管場所証明申請では、移転登録に使用の本拠の変更を伴う場合、運輸支局等へ保管場所証明書を提出すると案内しています。証明不要地域もあるため、管轄警察署へ確認してください。

管轄が変わる場合は、運輸支局や軽自動車検査協会へナンバープレートの交換が必要か確認してください。普通車は後部ナンバーの封印があるため、車両持込みや出張封印の利用可否も確かめます。軽自動車も、管轄変更時はナンバー代がかかることがあります。

2026年4月1日からの国土交通省の手数料改定案内では、普通車の移転登録は窓口申請700円、OSS申請600円です。相続案件をOSSで申請できるかは別に確認してください。車庫証明、証明書、ナンバー代、税金、代行料はこの額に含まれません。軽の名義変更自体は無料ですが、ナンバー代等は別です。

窓口で申請し、変更後の車検証を受け取る

自分で引き継いだ車を使う場合は、準備を終えたら申請に進んでください。窓口内の提出順は、実際の事務所の案内で確認します。

  1. 普通車は運輸支局等、軽自動車は軽自動車検査協会等の指定窓口へ、申請書・添付書類と必要な手数料の資料を提出します。
  2. 不足や訂正があれば、指摘事項・再提出先・原本返却の予定を記録して対応します。
  3. 変更後の車検証と記録事項を受け取ります。必要なナンバー交換や普通車の封印は、窓口の案内に従います。
  4. 自動車税・軽自動車税の申告先と必要な申告を確認します。登録だけで保険や全ての通知先が変わるとは扱いません。
申請先・受付日:
本人/代理人:
車両持込み・ナンバー交換:
申請手数料とその他費用:
持参する原本・実印・委任状:

完了の目安:申請と必要な税申告を進め、変更後の車検証を受け取った。不足がある場合は、再提出の内容・期限が分かっている。

ステップ5 売却・廃車なら、登録の完了書類を受け取る

業者へ依頼する前に、査定日、支払日、登録完了予定日、誰が何を代行するかを書面に残してください。車の引渡しと、相続登録・移転・抹消の完了は、別々に確認します。所有者や相続関係の書類が足りないまま、鍵と車だけを渡して終えることは避けます。

売却する場合も先に相続関係を整理する

買取業者が、相続による名義変更と売却を一緒に代行することがあります。先に、誰が車を取得して売るか、代金をどう扱うかを決めてください。相続人の一人が独断で売れるわけではありません。

  • 査定は複数社で取り、査定日と有効期限を記録する
  • 名義変更を誰が行い、完了を何で確認するか決める
  • 自動車税、自賠責、リサイクル料金の扱いを確認する
  • 売却代金は相続財産として入金先と分配を記録する
  • 車内、ナビ、ドライブレコーダーの個人情報を消去する

買取業者へ原本を渡す前に、車検証や相続書類の控え、委任内容、車両引渡証、名義変更期限を残してください。後日、登録事項等証明書や業者の完了書類で、名義が変わったことを確認します。

廃車にする場合は一時抹消と永久抹消を区別する

普通車をしばらく使わない場合は一時抹消登録、解体して再使用しない場合は永久抹消登録が基本です。軽自動車では、自動車検査証返納届による一時使用中止と、解体返納・解体届出があります。

廃車業者へ任せる場合も、解体報告、抹消または返納の完了書類、ナンバープレート、還付金の受取先、費用を確認してください。「廃車にした」という口頭の報告だけで済ませることは避けます。所有者がローン会社等なら、その同意を得る前に返納を進めないでください。

完了書類の名称と受取方法を、業者へ尋ねてください。売却は名義変更の完了資料、廃車は抹消・返納の資料と解体記録で確認します。売却代金や還付を誰が受け取るかも記録しましょう。予定日を過ぎたら、依頼日と登録番号を添えて進捗を問い合わせます。

完了の目安:車の引渡し、代金、登録・抹消の完了が書類で確認できた。

ステップ6 新しい車検証と、税金・保険の反映を確認する

変更後の車検証と記録事項で、所有者、使用者、住所、使用の本拠、登録番号を確認してください。誤りがあれば窓口へ連絡します。申請の受付と名義変更の完了を分け、返却予定の相続関係書類も確かめましょう。

自動車税と相続税の扱いを確認する

普通車の自動車税種別割は都道府県、軽自動車税種別割は市区町村が窓口です。軽自動車検査協会の軽自動車税の案内では、4月1日までに廃車や名義変更が済んでいない場合、4月1日時点の納税義務者へ市区町村から通知されると説明しています。

普通車を年度途中で永久抹消した場合などは、月割還付が生じることがあります。名義変更、一時抹消、軽自動車税の扱いは同じではないため、登録窓口に加えて都道府県税事務所または市区町村へ確認してください。

自動車は相続税の対象となり得る財産です。国税庁の自動車などの評価方法は、原則として売買価額や専門家の意見などを参考に評価するとしています。遺産全体の申告要否は、相続税の基礎控除と申告チェックも併せて確認してください。

任意保険・自賠責の変更、自動車税の送付先、駐車場契約も確認してください。廃車後の税・保険・リサイクル料金等の精算は、制度ごとに行います。抹消だけですべて自動還付されるとは限りません。申請先、支払額、入金日を分けて記録し、売却や取得の結果を相続財産一覧に残しましょう。

完了の目安:登録結果と保険・税金・維持契約を確認し、未精算の費用や還付が一覧になった。

手続きチェックリスト

手続きチェックリスト

  • 車検証で所有者・使用者・車検期限を確認した
  • 鍵、車検証、自賠責、任意保険、納税書類を保管した
  • ローン会社・販売店名義なら契約先へ連絡した
  • 車を取得する相続人と売却代金・費用の扱いを決めた
  • 普通車か軽自動車かに応じて申請先へ必要書類を確認した
  • 新しい使用場所の車庫証明・保管場所届出を確認した
  • ナンバー交換と車両持込みの要否を確認した
  • 車検、自賠責、任意保険の補償を確認するまで運転していない
  • 売却・廃車後の登録完了書類を受け取る予定を決めた
  • 税金、査定額、ローン残債を相続財産一覧に記録した

長期間動かさない車は、道路上ではなく使用権限のある駐車場所に保管します。バッテリー上がり、タイヤの空気圧、燃料劣化、車内の貴重品、スペアキーの所在も確認し、動かす必要があるときは整備業者へ相談してください。

よくある質問

よくある質問

死亡後も家族がそのまま乗ってよいですか?

所有者、車検、自賠責、任意保険の運転者範囲と年齢条件を確認してください。保険会社へ親の死亡と今後の使用者を伝えてから、運転できるか判断します。家族だから自動的に運転できるとは限りません。車検切れや無保険では、公道を走れません。

相続人が複数いる場合、代表者だけで手続きできますか?

代表者が窓口へ行くことはできます。相続方法と車の種類に応じて、遺産分割協議書、申立書、委任状などを申請先へ確認してください。窓口へ行く人が代表者でも、車の相続に必要な同意や書類を省略できるとは限りません。

車検証が見つからない場合はどうしますか?

まず車内、保管書類、整備工場、販売店を探してください。見つからなければ、運輸支局または軽自動車検査協会へ、再交付の申請先と必要書類を確認します。登録番号や車台番号が分かる資料も集めましょう。第三者へ安易に車を引き渡すことは避けます。

既存の制度説明の確認日:2026年8月29日。自動車の相続による移転登録、必要書類、車庫証明、ナンバー、手数料、税金、保険の扱いは、普通車・軽自動車の別、車検証の所有者、車検の有効期間、使用場所によって異なります。申請前に管轄窓口の最新案内を確認してください。

今回の手順・受付案内の確認日:2026年10月5日。既存の制度説明と出典リンクも残し、変更を確認できた事項は本文に反映しました。書類の原本・有効期間、個別の費用、代理方法、処理日数は提出先の最新案内で確認してください。作業メモと完了の目安は当サイトの提案です。

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